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裏高尾へ行ってみました 後編 [日記・雑感]

3月になりました。私含め花粉症の方にはつらい季節到来です。今現在花粉症の方または経験者でもないとこのつらさはわかりにくいかもしれませんが、重症化すると日常生活にも大きな影響が出ます。「花粉」症とはいいますが、これは季節性アレルギーでこの時期になると日本中のどこにいてもスイッチが入っちゃうんです(自分の経験では)。
治療や症状を緩和させるには人それぞれ体質が違うので、まずはお医者さんに診てもらうのが一番です(診てもらったことがない私が言うのもなんですが・・)。
で、過去に症状緩和を目指して自力で人体実験(?)したのが食事療法です。とりあえずつらい時期だけでも酒・コーヒー・牛乳は飲まない、必要以上に水分取らない、辛いもの食べない、動物性たんぱく質は必要最低限、食事は温野菜中心・・この食生活をしたら急速に緩和されました。もちろんこの実験の成果かどうかなんてわかりません、たまたまかもしれませんし。
キムチの乳酸菌が花粉症に効くとかなんとかという話がありますが私の体質では自殺行為です、ありえません。

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前回のブログの中で中央線国鉄時代の小仏信号場について少し書きましたが、興味が湧いたのでもう一度現地方面へ行ってみました。ちなみにグーグルマップにはこの場所に国鉄小仏信号場跡と印が付いています。


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ここがかつて小仏信号場があった場所です。信号場とは、単線区間などにおいて上下列車の行き違いや待ち合わせを行うためのポイントや信号機のある設備で、お客さんが乗り降りできない設備のことです。小仏信号場は数年間客扱いをしましたが、「駅」には昇格されず「信号場」のまま廃止となりました。このような事例は当時の国鉄では珍しくはなかったそうです。右が高尾駅方向、左が相模湖駅方向になりますので線路は手前から下り線・上り線・保線車両用(行き止まり)となります。


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小仏・新小仏トンネル、相模湖駅方向を見た画像です。保線作業用の敷地があるのでなんとなく信号場(ホーム)があった感が漂いますが、これがなかったらきっとただの直線区間で当時の面影もないんでしょうね。


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保線車両用の線路の終端部分です。見てのとおり本線が急勾配なのがわかります。ここは「急勾配区間」になるそうですが、この急勾配にホームを造るのは考えにくく実はスイッチバック式だったのでは?との話があるそうです。実際、この先山梨県方向へ進むと同じような環境で初狩、笹子、勝沼・・など数か所にスイッチバックの設備がありました。しかし、それを示す資料や文献などがないようで実際はスイッチバック式ではなかったと考えられている方が多いようです。

おおまかな年表を書きますと、昭和32年列車交換設備開設・旅客扱い開始→昭和37年4月14日高尾駅⇔小仏信号場間複線運転開始→昭和39年9月29日小仏信号場⇔相模湖駅間複線運転開始(下り線用新小仏トンネル開通)、これに伴い信号場廃止(?)のようです。実際は客扱いがいつまでだったのか、信号場がいつまで存在したのかは不明なようですが、この昭和39年9月の高尾駅⇔相模湖駅間複線運転開始の日まであったわけではないようです。


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今月のダイヤ改正で引退する八王子支社の豊田車両センターに所属する国鉄型特急電車189系が駆け抜けて行きます。改正後、このホリデー快速富士山号は別の車両での運転になります。

国土地理院撮影の昭和33年の航空写真でこの場所を見ると当時の様子がなんとなくわかります。なにせ昭和33年のフィルム画像なので画質はそれなりですが・・。信号場から高尾駅側は複線工事が完成しているように見えますし、下り線用の新小仏トンネルも工事しているように見えます。
信号場のある場所はなんか色々見えますが、画質がそれなりなものなのであとは想像力を膨らませてということで・・。

2015年の春(?)に八王子市民体育館「エスフォルタアリーナ」で「(八王子)市長と語る」という毎回テーマを決めて市長と市民が対話をするというイベント(?)が行われました。
この年第1回目のこの日のテーマは「高尾周辺の地域づくり」だったそうで、参加者の方から小仏信号場の跡地に駅を造り一極集中している高尾山への観光客の分散化はできないだろうかという提案があったそうです。市長の回答は信号場の存在を知らなかった(そりゃ知らないでしょうな)、駅を造るには億単位の費用がかかるから現実的には無理とのお話でした。
新潟県の上越線にある岩原スキー場前駅は昔は冬季のみの季節営業でしたが、そんな感じにできたらいいかもとか勝手なことを考えてみたりもします。
昭和35年の中央東線の時刻表をネットで閲覧しましたが、小仏信号場は書かれていませんでした。「駅」じゃないから??。

~ 完 ~


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帰りに市内のホームセンターで買い物がてらペットコーナーの小動物コーナーに立ち寄ってみたら、一人餌になりたての桜文鳥の雛が・・。よく馴れていますと書かれているとおり、早くここから出してくれ~と言わんばかりにケージにべったりで離れません、泣き止みません。あまりのかわいらしさに衝動買いしそうになりましたが、雛がたくさん店頭に並ぶこれからの時期は小鳥の飼い主さんにとっては「誘惑の季節」となります。危険(?)なので私は極力近寄らないようにしています(笑)。

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