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レーザー加工機を導入しました。 [店舗・写真業界情報]

このたびお店にレーザー加工機を導入しました。下記のメーカーさんの機械です。



このたび導入したのはEPILOG zing 16 30Wで同社のシリーズではいちばん小型の機械になります。
私が調べた限りでは国産のレーザー加工機はなく、この加工機を製造しているEpilog Laser社はアメリカのコロラド州にあります。
当店で導入した機械もアメリカから直輸入(?)で納期は約1カ月ちょいかかりました。

日本の正規代理店であるレーザーコネクトさんは本社が東京都調布市の京王電鉄国領駅近くにあります。
当店で使用しているノーリツ鋼機製の写真プリント現像用のプリンタープロセッサーのメンテナンス会社は、お隣の京王電鉄柴崎駅近くの富士フイルム敷地内に本社があります。まあこれもなにかの縁でしょうか。

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設置状況です。どんな機械かわかりやすいように広めに撮影しましたが、余計わかりにくいような・・。大きさは幅70cm、奥行き50cmです。

導入するにあたり、フィルム現像機の解体・店内の什器の配置換え・大掃除と10日くらいかかりました。特に掃除は普段からサボりがちだとこういうときにツケが回ってきて痛い目にあいます。

で、お客様とかに「こんな機械買ったんだ~♪」と話すと当然「どんな機械?何ができるの?」と聞かれます。
どんな機械かと一言で言ってしまえば、超極細のレーザー光線で素材を切断したり彫刻する機械です。

2016080602.jpg

とりあえず実験で10cm角の板に彫刻してみました。データの作り方に問題ありです・・。


どのような素材にどのような加工ができるかは私がここでだらだら書くより、上に貼りましたエピログ社さんのホームページに詳しく解説されていますのでそちらをご覧ください。
このホームページを見ると、こんなことあんなことと夢のような加工(?)ができるような書き方をされていますが、現実はそんなに甘くはありません。要するに加工機は送られてきたデータを忠実に加工するだけですので、仕上がりを左右するのはデータを作る(図面を書く)側に大部分があるということです。

ちなみに当店の機械はいちばん出力の小さい(値段が安い・・)タイプですので、厚みのある素材などたくさん出力を必要とする加工はできません。正義の味方が怪獣を倒すほどのパワーはありません。

2016080603.jpg

機械の裏側です。消音目的でファンに段ボールを被せたりと大枚はたいて買った高価な機械には失礼ですが貧乏臭さ全開です。気が向いたらきれいに整理したいと思います。

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レーザー加工機を導入した目的は、写真屋さん事業とはまったく別の新規事業を立ち上げるのが目的です。事業を開始するのは来年早々を目標として頑張る予定です。「写真」とは無関係なので業種に関しては非公開としますが、せっかくいろいろな加工ができる機械ですから木材やアクリルの切断や彫刻とかゴム印の作成とか有効に活用できるよう勉強してゆく所存であります。

今後このブログで「レーザー加工機導入記 その○○」みたいな感じで進捗状況をお伝えしたいと思います。

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