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出張撮影 in 町田&八王子みなみ野日野オートプラザ [日記・雑感]

19日(月)は出張撮影で町田駅近くまで出かけました。夜型人間なので久々の6時起きはかなりきついですが、いざ車を運転し始めると普段あまり見ない時間帯の景色が新鮮に見えてたまにはいいもんだなぁと思ったりもします。
先週土曜日に東京の桜の開花宣言が発表されましたが、町田街道沿いの都県境を流れる境川の桜もつぼみが膨らんで赤くなってきているように見えました。冨士森公園も早咲きの桜でしょうか、きれいに咲いている木をみかけました。

仕事が予定より早く片付いたので、帰りに以前から行ってみたかった八王子みなみ野にある日野自動車の博物館「日野オートプラザ」に寄りました。こちらは日曜日休館なので自分の仕事休みの日曜日には見れませんのでなかなか訪れる機会がありませんでした。

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1階展示室です。日野唯一の乗用車コンテッサなど懐かしい車が展示されています。コンテッサはリアエンジンなのでフロントグリルが必要ないから面白い顔ですね、ヘッドライトが大きいのはこのせいでしょうか。


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今回の目的である昭和41年製の日野ボンネットバスBH15型です。車体は日野系列の車体メーカーである帝国自動車工業製で、ボンネットバスの歴史の中で最末期に製造された車です。
前所有者は群馬県の上毛電気鉄道で、現役を引退したあとに保管されていたのをバス事業活性化のためにレストアされ、同社の路線バスとして昭和62年から平成5年まで主に前橋駅ー前橋病院線で使用されていました。
現役復活に際し、ドアをボンネットバスの一般的な中央部一か所だったのをワンマン運行対応のために前後二か所に大改造しました。ボンネットバス全盛時代は車掌さんが乗務されているツーマン運行が普通だったんですよね。
ここへ搬入・展示を開始した時は現役時代の上毛カラーのままでしたが、2002年の日野自動車創立60周年の時に当時の日野自動車のカタログカラーに塗り替えられ現在に至ります。


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フロントマスクのデザインと比べるとリアスタイルの曲線美がなぜか新しめに見えるのは自分だけでしょうか?。


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運転室です。昔のバスはみんなこんな感じで子供のころよくかじりついて(?)ダブルクラッチの運転操作とかを見ていました。床からにょきっと長いシフトレバーが出ていて、今何速で走っているのかがこれでよくわかるなとか子供心に不思議に思ったものです。


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群馬県庁前を走るボンネットバス。上毛電鉄で現役復活して活躍していた時に撮影した写真です。


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撮影場所は忘れましたが、前橋市街でしょうか。歩行者のファッションが時代を感じさせます。


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前橋駅前です。バス前面上部の行き先表示幕の文字が手書きで少しへろへろしているのがいい味を出しています。左後ろに地方都市の駅前などによくあった日本通運の営業所らしき建物が見えます。のどかな雰囲気の駅前ですが、現在この地は様相が一変したようです。

上毛電鉄は残念ながら平成7年にバス事業から撤退しました。この写真を撮った同じ日かどうか記憶にないのですが、このバスの営業所(車庫)を訪問したら庫内で休んでいたボンネットバスをわざわざ外に出してくれて写真を撮らせていただいた記憶があります。今じゃありえませんが、昔は大手電鉄バス会社でもアポなし訪問で一般人でも写真を撮らせていただけたりもしました。

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店に帰る途中にランチタイムになったので、時々行っていた町田街道沿いのお手軽イタリアンのお店に寄ろうかと思ったら「テナント募集」になっていました・・。自営にしては大きめのお店だけど、チェーン店ではないようでした。なんか右を向いても左を向いても個性のないチェーン店ばかりになってしまってすっかり外食から足が遠くなりました。自宅でペットを話し相手にカップラーメンでも食べているほうが幸せだったりもします。

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