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富士フイルム「写ルンです」価格改定・販売終了などのお知らせ [日記・写真業界情報]

富士フイルムはレンズ付きフィルム(使い切りカメラ)「写ルンです」シリーズのパッケージ変更・価格改定・39枚撮りの販売終了を行います。

~対象商品「フジカラー写ルンですシンプルエース27枚撮り」~

●パッケージを初代モデルデザインをベースにしたレトロ感と高揚感のあるデザインにリニューアルします。
●価格改定を行います。これにより店頭売価は現在より値上げになる可能性があります。

~対象商品「フジカラー写ルンですシンプルエース39枚撮り」~

●販売(生産)終了となります。出荷終了時期は今年3月の予定となります。

これにより写ルンですシリーズはフィルム感度400の「シンプルエース27枚撮」と感度800の「ウオータープルーフ27枚撮」の2種のみとなります。

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現行の「写ルンですシンプルエース」


私の勝手な同社のカラーネガフィルムの動向予測では感度1600よりも800が先に消滅と予想していたのですが、見事に外れました。でも800も風前のともしび状態でしょうか、今後の動向が注目されます。

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上に書いたとおり「写ルンですシンプルエース27枚撮」は値上げになる可能性があります。この商品はメーカー希望小売価格が「オープン」であり、実際の店頭価格はお店様ごとに異なります。まあでも今聞いている話では100~200円くらいの値上げになるのではと予想しています。

値上げといえば、写真店は自家処理できないフィルムの現像などは現像所に外注しています。当店も富士フイルムの現像所に集配に来ていただいてお願いしています。もう10年くらい前でしょうか、この集配業務は有料化になったのですが今春から値上げになるそうです。
当店ではカラーネガの自家現像は一昨年にやめたので現像所にお願いしていますが、都下における現像料金の平均価格から考えたらこの集配費の値上げ分は現像料金に乗せることはできません。なかなか頭の痛いところです。

昨日「スモールチェンジ」を特集した番組をNHKのクローズアップ現代で放送していました。あまり聞きなれない言葉ですが、要は原材料が高騰した時などに商品の価格を維持するために内容量を減らすという話。
商品によっては包材まで新規に発注しなくてはならないなど、とてつもない現場の苦労がわかりました。

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今朝スーパーに文鳥様の小松菜を買いに行ったら190円くらいでした。一時期300円超えていたので助かります。葉が黄色くなっているおつとめ品もありましたが、あげても「キャルるるる」と怒られますので・・。

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